scroll

第1期
2024年1月12日(金) 〜 20日(土)

第2期
2024年10月

ご挨拶

永遠を旅する

「Sua TERASIA」へようこそ。

「テラジア|隔離の時代を旅する演劇」は、2020年、世界規模のコロナウイルスの流行とともに始まった、アジアのアーティストたちによる協働プロジェクトです。「国境をまたぐ移動をせずに国際協働創作は可能か?」という問いからスタートしたテラジアは、新たな出会いとともに、刻々と変化し続けてきました。

振り返れば、グローバル化した世界に瞬く間に蔓延した未知の新型ウイルスは、多くの死者の犠牲を伴って、世界をある意味で団結させました。「人類共通の危機」を前に、身体を隔離することによって感染を防ぎ、自他共に生き延びるための様々な知恵が編み出されました。

パンデミックの勃発から4年が経過した今、越境や対面の活動はほぼ元通りに再開され、「隔離の時代」は過ぎ去ったように見えます。しかし、私たちが世界各地で今まさに目の当たりにしているのは、とどまることを知らない混乱と破壊、いまだ分断の根深い苛烈な現実ではないでしょうか。

これから始まるスアテラジアは、あらゆる人と協働して作る、人間の信仰や死生観を結集させた唯一無二の芸術祭です。それは、いかなる社会に生きていようとも、目に見えないつながりを信じ、違いを超えて人間のコアにある共通のものを一緒に探求しようとする、テラジアの永遠の旅のテーマです。

同じ空気を吸い、演じ、聴き、語り、一緒に飲み食いする10日間。
みなさんにお会いできること(=Sua)を楽しみにしています!

テラジア

プログラム 3つの柱

3つの柱
3つの柱
創造と発表のステージ

新旧全てのテラジア作品を上演・上映・展示します。また、各地でサイトスペシフィックな創作を行ってきたテラジアのアーティストらが、それぞれの制作技術や思想を共有し、現地の参加者と交流するワークショップを行います。

※その他のプログラムは近日公開します。
3つの柱
思考と対話のテーブル

パンデミックを契機に始まり、変異を続けてきたテラジアは、ポスト・コロナの演劇やアートに何をもたらしたのか。国境を超えた創造的なネットワークはいかに持続可能か。アジアの歴史と現在において、芸術・宗教・信仰・儀礼の相互関係はどう捉えられるのか。多分野を横断するシンポジウムで、さまざまな背景のスピーカーと共に考えます。

3つの柱
終わりと始まりの儀式

地域信仰の対象であり、いまだ歴史が解明されていない巨石遺跡・グヌンパダンの頂で、太陽と月が出会う晩、「隔離の時代」の終わりと新たな始まりを迎える儀式を行います。ウィズコロナを前提に行われてきたプロジェクト「テラジア」も、この儀式をもって一生を終える予定です。

※10月開催の第2期スアテラジアにて実施します。

スケジュール

会場

会場

第1期 スアテラジアは、ジャカルタとバンドンの2都市4会場で開催します。

Follow Us

「スアテラジア」のプログラム詳細・参加方法など、
最新情報は公式Instagramにてお知らせします。

ニューズレター登録

テラジアのニューズレター(不定期配信)です。
スアテラジアを含む活動のアップデートをお送りします。
よろしければ、こちらも併せてご登録ください。

* 必須項目

プロジェクト支援のお願い

テラジアは、インディペンデントなアーティストの集まりです。このフェスティバルを実現するには、制作費、旅費、翻訳費など、多くの費用が必要です。
また、インドネシアの観客を対象とする「Sua TERASIA」のすべてのプログラムを、誰でも無料で参加できるようにしたいと考えています。
テラジアは、新しいエコシステムを創造する試みとしてのプロジェクトの協力者を募っています。よろしければ、以下リンク先の「かるふぁん!」からご寄付をお願いいたします。
ご寄付は寄付金控除(税制上の優遇措置)の対象になります。