タイ
アーティストたちは、東京での初演版『テラ』を大胆に解体し、タイ仏教やチベット仏教の思想・経典、北タイの伝統文化や音楽、神話、哲学、瞑想、舞踏、児童文学など、死生観にまつわる新たな要素をふんだんに織り込んだ新作『TERA เถระ』を創作。公演はチェンマイの名所ドイ・ステープ国立公園内に位置するパーラート寺院で行われ、観客は演者に導かれながら、山中に広がる境内を屋外から屋内へと進んでいきます。
公演直後の2020年10月末に一夜限りの配信を行って以来、2度目の映像配信です。
TERA เถระ(テラ・テラ)
公演期間:2020年10月16日~18日
上映時間:83分
言語:タイ語(日本語・英語字幕あり)
視聴方法
オンライン配信期間
作品の見どころ
エリザベス・コーツワースの子ども向け小説『極楽に行った猫』(1930)に着想のヒントを得ながら、二人が生きる終戦直後の日本から、タイ、インド、チベットまで、時空を超えて様々な登場人物が繰り出す物語の断片。音楽家が観客に108の質問をする「問答セッション」や、会場の寺の住職による読経など、日本版『テラ』の要素も残しながら、タイの人々の信仰・死生観を色濃く反映した作品です。
参加特典
Peatixのイベント視聴ページにてURLをお知らせします。
1 アーティストトーク
『TERA เถระ』のアーティストたちが制作の裏話や、作品の補助線となるようなミニ情報を語ったトークイベント。アーカイブ映像をお届けします。
[開催日時] 2021年11月21日(日)21:30~22:45[日本時間]
[配信期間]
2021年11月22日(月)12:00 〜 12月26日(日)23:59[日本時間]
[登壇]
ナルモン・タマプルックサー[愛称:ゴップ](演出)、ソノコ・プロウ(出演)、グリット・レカクン(音楽)
2 東京初演『テラ』のリハーサル映像
2018年にフェスティバル/トーキョーで初演されたまちなかパフォーマンス『テラ』のリハーサル映像を期間限定で配信します。タイチームは東京初演『テラ』から何を受け取り、何を壊して、『TERA เถระ』を作り上げたのか。全くテイストの違う2作品から、『テラ』が「テラジア」へと輪廻を遂げた旅路を体感してください。
[配信期間]
2021年11月19日(金)12:00 〜 12月26日(日)23:59[日本時間]
(映像提供:フェスティバル/トーキョー実行委員会)
トーク
座談会 タイ
コロナウイルスの影響下で創作した『TERA เถระ』について、上演から1年余りを経てタイチームが振り返り、その後の社会状況の変化、『テラ 京都編』やテラジアの今後についても語りました。
登壇:ナルモン・タマプルックサー[愛称:ゴップ](演出)、ソノコ・プロウ(出演)、グラム・タム(出演)、グリット・レカクン(音楽)、トーポン・サメージャイ(音楽)、スパモーク・シラーラック(映像)