TERASIA Online Week 2022

インドネシア滞在リサーチ

 2022年9月5日(月)〜12日(日)に各地からテラジアのメンバー7人が集まり、インドネシアのジャカルタ市内とチアンジュールのグヌンパダン遺跡を訪れました。
 このページでは、インドネシア滞在リサーチに関する基本情報と共に、メンバーによる現地レポートと、滞在中に制作した特別コンテンツを公開します。

主要な訪問地

Teater Kubur テアター・クブール

テラジアのメンバーの1人、ディンドン W.S.が主宰する劇団。来年2023年、創立40周年を迎える。墓地を意味する「クブール」の名の通り、墓地に隣接するスタジオを拠点とし、日々活動している。『TERA Indonesia』の原型となるパフォーマンスの創作は既に始まっており、滞在メンバー訪問時にも鑑賞とディスカッションを行った。

Taman Ismail Marzuki (TIM)
タマン・イスマイル・マルズキ

ジャカルタ・チキニ地区に位置する文化施設。劇場、アートギャラリー、ミニシアター、図書室、会議室、宿泊施設など様々な機能を備える。テラジアの滞在リサーチ期間の内3日間、TIMの会議室でミーティング、ワークショップ、演奏収録などを行った。

会場協力:ジャカルタ・アーツカウンシル

Gunung Padang グヌンパダン遺跡

グヌンパダンは、ジャカルタから120kmほど離れたチアンジュールにある巨石遺跡で、死火山の頂上にある土と石で造られた、インドネシアで最も古い先史時代の遺跡。紀元前2000年頃から人々の信仰・瞑想の場として機能していた。2023年、月と太陽が上空で出会う日に、この場所でテラジアのメンバーによるパフォーマンスを計画している。

Huma Ark フマ・アーク

ジャカルタのパフォーミングアーツの拠点施設。個人宅を改装した敷地内には、ブラックボックスのミニシアターと、伝統的なジョグロ建築のステージが併設され、若い俳優・ダンサー向けのトレーニングが定期的に行われている。2023年「Sua TERASIA」ではここを会場とし、『テラ』と『TERA เถระ(テラ・テラ)』を連続上演することを検討している。

参加メンバー

[インドネシア]
ディンドン W.S. 、テアター・クブールのみなさん、ラウェ・サマガハ、ユスティアンシャ・ルスマナ、スギヤンティ・アリア二

[日本]
渡辺真帆、坂田ゆかり、田中教順、冨田了平(写真記録)

[タイ]
ナルモン・タマプルックサー(愛称:ゴップ)、グリット・レカクン

[ミャンマー]
ズン・エイ・ピュー

特別コンテンツ

360度VR映像『竹中生誕』

『テラ 京都編』の「地獄座」のシーンで用いられたサウンドトラックのリズムにあわせて、多言語・多国籍のパフォーマーたちと共に、竹藪で生命の誕生を祝福する360度VR映像を撮影しました。

演出:坂田ゆかり
竹取の翁:ディンドン W.S.
竹取の嫗:ナルモン・タマプルックサー(愛称:ゴップ)
出演:Fauzi、Ovi、Jawir、Rayhan、Ridho、Sahri、Alfi、Sahsi、Kharis、Abdii、Baban Sopandi、Sari Mutia Kasih、Rizki Guciano、Nur Widia Loka、Alif Akbar Al-fata、Ike Dirga Santosa、Diah Lestari、Aime、Ale、ユスティアンシャ・ルスマナ、スギヤンティ・アリア二、ズン・エイ・ピュー、渡辺真帆
撮影:冨田了平
音楽:田中教順
特別協力:Hutan Kota Sangga Buana

オンライン配信期間

2022年11月10日(木)12:00[日本時間]以降、期間の定めなく公開

視聴方法

VRヘッドセットをお持ちの方は、ぜひ装着してお楽しみください。
ブラウザ上でご覧になる方は、カーソルを自由に動かしながらご視聴ください。