Masking Death

11月19日〜28日に開催された「テラジア オンラインウィーク2021」では、ミャンマーのアーティストの安全のため身元を伏せたまま、鑑賞者/参加者と協働できるバーチャルな参加型アートプロジェクトを企画しました。覆面のアーティストが、世界中から集まったさまざまな「マスク」を用いて、映像作品を制作・発表しました。

制作期間:2021年10月~11月
公開開始:2021年11月27日15:00[日本時間]

作品の見どころ

「あなたはなぜ、どんな時に、マスクをしますか?」――いまや感染対策のため、毎日の生活に欠かせなくなったマスクですが、ミャンマー出身の覆面アーティストのカミズは、より広い意味での「マスク」あるいは「仮面」について問いかけます。
コミュニティの中で生きる私たちは、無意識のうちに、時と場所に応じて、何らかのマスクを付けて自分の態度やふるまい、行動を覆っている。さらに、生きるため、生き延びるために、マスク/仮面を付けて状況を操ろうとすることさえもある。
『Masking Death(マスキング・デス)』は、世界各地で隔離の時代を生きる人々が、それぞれの「生き延びるためのマスク」を描画アプリで自由に描き、アーティストと共に作り上げた協働創作です。

マスクの作り方

所要時間:約25分
作り方動画:

ワークショップ動画

テラジア日本チームの坂田ゆかり、田中教順、渡辺真帆、そしてテラジアフォロワーの演劇研究者 田中里奈さんもマスクづくりに初挑戦! こちらもぜひご覧ください。