TERASIA Online Week 2022

インドネシア

 インドネシアからは、ジャカルタで40年近く活動する劇団Teater Kubur(墓地劇場 − 墓地を拠点とするため)の演出家、ディンドン W.S. が、2020年5月のテラジア発足当初より参加。テラジアの活動国の中で、唯一イスラーム教徒が多数派のインドネシアですが、パンデミック下での国際協働のビジョンと、生死や信仰といった『テラ』のテーマの普遍性に共感したといいます。

 Teater Kuburのメンバーは、公演予定の有無にかかわらず、平日の夜は毎晩、拠点に集まりトレーニングをします。2022年9月に各国からテラジアのアーティストがジャカルタを訪れた際には、創作中のフィジカル・シアター作品『TERA Indonesia: Ritus Bocor』のワーク・イン・プログレスを見学し、集団創作によって作品が日々変わりゆくプロセスを目撃しました。

 「テラジア オンラインウィーク2022」では、2022年12月からジャワ島で同作品のツアー公演を行うのを前に、ディンドン W.Sがテラジア参加の想い、創作中の作品や「Sua TERASIA 2023」に向けた展望を語りました。

トーク

『TERA Indonesia』トーク・イン・プログレス

[登壇]
ディンドン W.S.

[言語]
インドネシア語(英語・日本語字幕あり)

オンライン配信期間

2022年11月10日(木)12:00[日本時間]以降、期間の定めなく公開

登壇者

ディンドン W.S.
Dindon W.S.
演出家。フィジカル・シアターを主眼におくジャカルタの劇団Teater Kubur(墓地劇場)ディレクター。海外でのワークショップやコラボレーションの経験から、精神に新たな意味を見出す作品創作を続ける。社会的現実への強い意識から、誰かにとって「不可能」かもしれないオルタナティブな空間の創出を志向する。2005年アジア現代演劇コラボレーション『ホテル・グランドアジア』参加。2008年アジア現代演劇プロジェクト『オン/オフ』(シアタートラム)作・演出。